本ページでは、SELinuxを無効化する方法を説明します。
SELinuxの一時的無効化
CentOSでは、標準でSELinuxが有効化されています。現在起動しているOS上で一時的に無効化するためには、以下コマンドを実行します。
# setenforce 0
現在の状態を確認するには、getenforceコマンドを実行します。
# getenforce
Permissive
現在の状態を確認し、Permissiveとなっていれば一時的にSELinuxが無効になっています。
なお、正確に言うとこのPermissiveは、SELinuxによるアクセス制御は無効になっているものの、監査ログに警告を出力する状態となります。
SELinuxの恒久無効化
恒久的にSELinuxを無効化するためには、/etc/selinux/config内のパラメータを変更します。
/etc/selinux/config
### 変更前 ###
SELINUX=enforcing
### 変更後 ###
SELINUX=disabled
設定ファイルを変更した後は、OSを再起動します。
# systemctl reboot
再起動後、SELinuxの状態がDisabledになっていれば作業完了です。
# getenforce
Disabled